秋といえば、芸術や読書、スポーツなど、さまざまなことを楽しみたくなる季節です。
実は、眼鏡店のオーナーや仕入れを担当する私たちにとっても、秋はとても重要な季節です。
この時期には、各メガネブランドから2026年から2027年に向けた新作コレクションが発表されます。何万点にも及ぶ商品を実際に見ながら、各ブランドの考えや方向性を聞き、これからのお店の品揃えや戦略を考えていきます。
今シーズン注目のメガネトレンド
今シーズン注目したいフレームには、いくつかの特徴があります。
まず一つ目は、**「ツーブリッジ」**です。
ファッションに敏感な方は、すでに取り入れているデザインですね。メガネの上部にもう一つブリッジが入った特徴的なデザインで、いつものメガネとは少し違った雰囲気を楽しめます。
二つ目は、フロントが大ぶりなメガネ。
特に女性におすすめしたいデザインです。顔まわりを華やかに見せてくれるだけでなく、小顔効果も期待できます。
そして三つ目は、細めの「ナロー」タイプ。
こちらはリバイバルで、以前流行した細身のメガネが、再び注目されています。お店で「ナローを探しています」と言えば、メガネに詳しい方だと思われるかもしれません。
ただ、今シーズンもメガネフレームのモデルとして圧倒的に多いのは、やはりクラシカルタイプです。
ラウンド、ボスリントン、クラウンパントなど、丸みのあるデザインが今シーズンのお店の中心になってくるのではないでしょうか。
私自身も「芸術の秋」を満喫しました
先月は仕事だけでなく、個人的な趣味もかなり楽しみました。
映画館では12本の映画を鑑賞。落語は独演会と寄席を合わせて5回、美術館にも2件足を運び、積読になっていた本も3冊読みました。
さらに今回は初めて、国立能楽堂で能と狂言を鑑賞しました。
まさに「芸術の秋」を堪能した一か月でした。
もう一つの趣味として、展示会などで知り合った県外の眼鏡店を訪ねることも楽しみにしています。
今回は、東京・千葉・金沢の眼鏡店を訪問し、いろいろと勉強させていただきました。
そこで改めて感じたのが、**「お客様に好まれるメガネは、お店によって、そして地域によっても違う」**ということです。
もちろん、お店それぞれのコンセプトがありますが、地域性もかなり関係しているように感じます。
一方で、共通していることもあります。
それは、多くのお客様が一人で何種類ものメガネを使い分けているということです。
メガネも「使い分ける」時代
多くの方は、普段用のメガネとサングラスをお持ちです。
さらに普段用のメガネも、「仕事用」と「家用」に分ける方が増えています。
そして仕事用・家用の中でも、
- お出かけ用の遠近両用
- 室内用の中近両用
- 近距離を中心に使うメガネ
というように、目的や生活シーンに合わせて使い分けることができます。
遠近両用レンズは、遠くを見るゾーンから、徐々に近くを見るゾーンへと度数が変化する、いわばグラデーションのようなレンズです。
各レンズメーカーから毎年新商品が発表され、見え方の快適さもどんどん向上しています。
そして最近、私が特に注目しているのが単焦点レンズの進化です。
近視・遠視・老眼などに合わせ、基本的に一つの距離にピントを合わせる単焦点レンズは、これまで遠近両用レンズほど大きな変化がないように思われていました。
ところが今は、単焦点レンズも見え心地が大きく進化しています。
選んだメガネが、実際に瞳からどれくらい離れているのか、顔に対してどのような角度でかかっているのかを測定し、そのデータとレンズの度数を組み合わせることで、レンズの隅々までクリアで立体感のある視界を目指すことができます。
さらに、コントラストの違いによって、より自然で、はっきりとした見え方を感じられるレンズも登場しています。
「きれいに見える」ことも、秋を楽しむ大切な要素
映画を見る。美術館で作品を見る。舞台や能、落語を楽しむ。本を読む。
芸術の秋を楽しむためには、やはり**「きれいに見えること」**も大切です。
せっかく素晴らしい作品を見ても、見え方がぼんやりしていたら、その感動を十分に味わうことができません。
ソシエハシヅメでは、お客様一人ひとりに合わせて、しっかりと測定を行っています。
そして、単に「見える」だけではなく、「見て感動できる」レンズをご提案したいと考えています。
この秋、映画や美術、読書などを思い切り楽しむためにも、ぜひ一度、ご自身のメガネの見え方をチェックしてみてください。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。