補聴器の技術はどんどん進化しており、約10年前のものと比べたら格段に進歩しています。もしひと昔前の印象をお持ちなら、即座に捨ててください。
現在主流になっているデジタル補聴器は、クリアな音質が魅力。雑音を抑える設定などにも対応しています。
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聞こえの帯域や周波数をきめ細かく調整でき、複雑な処理を行っても音が歪まないのが、デジタル補聴器のなによりの魅力。
アナログ補聴器に比べると、価格は高くなりますが、まい日使う、五感のひとつをサポートする大切な医療機器です。選ぶならよいものを選びたいものです。
集音器、助聴器、音声増幅器…etc。世の中に出回っている“補聴器もどき”は、補聴器ではありません。人によって聞こえは千差万別。
一人一人の耳の状態を測定し、調整をしてご使用いただくのが補聴器であり、そのために医療機器として認定されているのです。
ただ音を大きくするだけのタイプは、安価でも使用方法によっては、難聴を進めてしまう危険性があります。
大切に点検、手入れをしながら10年お使いになっている方もいらっしますが、一般的に補聴器の買い換え目安は、4〜5年といわれています。
もし20万円の補聴器を購入し、5年間使用したならば1日の金額は、約107円。その効果を考えたら決して高い金額ではありません。